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今だからこそ若者に聴いてほしい、一昔前の邦楽10選【その1】

   

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カップル写真

皆さん、こんにちは。

先日取材に行ったら10代の子に僕の青春時代に聴いていた音楽を

ことごとく「知らない」の一言で返されて心が折れかけていたFuneです 泣

 いや~!遂に聴いていた音楽が「おっさんの遺物」扱いされるように

なったのだなぁ、となんだか感慨深いですね 笑

 ところが「じゃあ今どんな音楽が熱いの?」と若者達に尋ねても

わりと皆、首を傾げます。

なんでも自分達が個人的に押してる音楽というものは

あるのだけれど、それが流行っているかと言われれば

かなり疑問なのだそうで、何故か少し自信なさげなようにも見えました。

やっぱり今の音楽ってなかなか人と共有しにくいのでしょうか?

まぁ中にはそんなもんお構いなし!

「Funeさん!マジ今これ超ヤべーんすよwwwウェーイwwwwww」

とノリノリでイチオシの音楽を紹介してくれる輩もいましたが 笑

 勿論、音楽を流行で聴く必要なんて全然ありません。

好きな音楽を好きなように聴くのが一番楽しめる音楽の聴き方だと

僕は個人的に思います。

裏を返せば

流行で音楽を聴くのもアリ!というわけで、

今回は、このCD不況と言われる今だからこそ

若者に聴いて頂きたい、そして僕と同年代、それ以上の世代の皆様には

「ああー!あったあった!」とニヤニヤして頂きたい

一昔前に流行っていたアーティストのアルバムを

独断と偏見で10枚ほど選んでみました。

え?そこは流れ的に「今、流行のアルバム」じゃないのかって?

自分が押してた音楽が

若者に知られてなかったのが悔しかったんだよ!笑

チクショォォォォォッ!!

 いやー…悩みましたね。

最初何も考えずに選考したら異常にマニアックな方面に

偏ってしまい編集長に怒られたので(笑)出来るだけ

「知名度がそれなりにあり」

「わかりやすく」

「聴きやすい」

アルバムを選んでみたつもりです。

「オイ!あのバンドはいってねーじゃねーか!」

など色々ご意見あると思いますが、

最後までお付き合い頂けたらと思います 笑

今回は前半の5枚を紹介!

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おすすめアルバム10選【前半】

アーティスト名 L’Arc〜en〜Ciel

アルバム名   HEART

オススメ度   ★★★★★

 yukihiro(Dr.)正式加入後、初のフルアルバム。

今のラルクの水準に慣れてしまっていると、やや荒削りな部分は

感じるものの、恐るべきは楽曲の充実度

シングル曲は二曲しか収録されていないにも関わらず、

どの曲もポップスとしてハイレベルな水準を保っており、

捨て曲は一曲も無いと言っていいでしょう。

ダークな曲から底抜けに明るい曲、壮大なバラードまで

非常にバランス良く、様々なラルクの良さが楽しめる一枚で、

最後まで飽きがこないように曲が配置されています。

技術的な部分では後のアルバムに軍配が上がるとしても

ジャジーな「Singin’ in the rain」

トライバルなビートと独自の世界観を見事に融合した

「Promised land」など、この頃のラルクならではの音楽が

目白押しなアルバムですね。

個人的にラルク入門にもオススメしたいくらい

完成度が高いアルバムだと思います。

しかし、久々に聴き返したらホントにhyde(Vo.)は

Japan時代のデヴィッド・シルヴィアンの影響を受けてるな~と

感じましたね 笑


 

アーティスト名 椎名林檎

アルバム名   無罪モラトリアム

オススメ度   ★★★★★

今や日本を代表するアーティストにまでのし上がった

椎名林檎の記念すべき1stアルバム。

一言でいえば「荒々しい無垢さ」を押し込めたアルバムで、

上京する前の椎名林檎の心情を様々な曲に見ることが出来ます。

アーティストが1stアルバムにしか込めれないような

拙さ、甘さ、そして純粋さが今の椎名林檎と比較しても

実に面白く、ファンからは「とんがってた頃の林檎ちゃん」と

呼ばれることもしばしば 笑

何より「ギターを持った女の子のシンガーソングライター」という

イメージを確立した意味でも邦楽史に残る

モンスターアルバムと言えるのではないでしょうか。

後に東京事変でも頻繁に演奏される「丸の内サディスティック」

珠玉のバラード「茜さす 帰路照らされど…」「同じ夜」などは

このアルバム収録。

まぁ、一曲目の「正しい街」から圧倒されるほどのパワーを感じる

素晴らしいアルバムなので、もしまだ聴いたことがない人には

是非聴いて頂きたい一枚ですね。


 

アーティスト名 Dragon Ash

アルバム名   Buzz Songs

オススメ度   ★★★★

Dragon Ashのひとつめの転換期となった2ndフルアルバム。

それまで主体であったパンク、エモコアサウンドを軸にしつつも、

ヒップホップ、ジャズテイストが目立つようになり

来るべき00年代初頭のヒップホップ、ミクスチャー、

メロコアムーブメントを予見させる仕上がりの一枚。

特にヒップホップのテイストがバンドサウンドと面白く融合しており、

90年代後半のアングラな雰囲気を全編に感じることが出来ます。

また「若さゆえの青臭さ」を良い意味で実感出来るアルバムでもあり、

「陽はまたのぼりくりかえす」「Under Age’s Song」に代表される

降谷建志(Vo.Gt.)の書く歌詞や「Mustang A Go Go!!!」のような

パーティソングまで、当時の等身大の10代の繊細さを

表現しているという意味では、興味深い一枚。

この頃のDragon AshについてLOVE PSYCHEDELICOの

NAOKI(Gt.)が「日本のロックでこんなに自分の内面を

表現していいんだと衝撃的だった。」と語っていたのが印象的でした。

非常に独創的なアルバムですが やや実験的な側面もあるので、

この後にリリースされた

「Viva La Revolution」

から聴いてみるのもオススメですし、 このアルバムの

「ミクスチャーでもパンクでもヒップホップでもない」

絶妙の匙加減は是非一度体験して頂きたいですね。


 

アーティスト名 THE BACK HORN

アルバム名   イキルサイノウ

オススメ度   ★★★

元々、孤独や死といった重たいテーマを得意とする

THE BACK HORNですが、このアルバムは

「生への執着」というものを正と負、ふたつの側面で描いた

かなりの問題作。

「正」の面では時にがむしゃらに、時に凛としたメロディに

生命賛美を乗せて、

しかし「負」の面では人間の悪意をブチまけたように暗く、

容赦のない残酷さに満ち溢れています。

人類そのものに贖罪を求めているような「惑星メランコリー」

最凶クラスの鬱曲として名高い「ジョーカー」といった

退廃的なテイストの曲と、

今までにはなかった明るさと疾走感が心地よい「光の結晶」

澄みきった空気と希望を全身で感じることの出来る

終曲「未来」まで様々な「生」の在り方を

まるで一本の映画を見るように実感出来ることでしょう。

そして、それら二つの対比を独自の世界観で見事に

融合させた「生命線」こそ、このアルバムのハイライト。

演奏技法的にもトリッキーな部分が多く

アルバムの性質上、万人にオススメ出来るアルバムかと

言われると疑問が残りますが、本当に凄いエネルギーを

内包したアルバムですので、機会があれば

是非お手に取って頂きたい一枚です。


 

アーティスト名 the brilliant green

アルバム名   TERRA 2001

オススメ度   ★★★★

音楽コラムで取り上げるのは2回目で

完全に僕の趣味全開な感じですが(笑)

人気を不動のものとしたthe brilliant greenの2ndフルアルバム。

前作と聞き比べるとサウンドプロダクションが飛躍的に上昇し、

曲に輪郭と奥行きを強く実感出来る作りになっています。

その影の立役者としては、確実にサポートドラマーの

佐野康夫氏。彼の功績を称えずにはいられません。

佐野氏はシングル曲2曲を除いてほぼ全曲に参加しているのですが、

そのセンス溢れる巧みなリズムメイクは本当に見事!!

「CALL MY NAME」のリズムの作り方なんてもう芸術品です。

今作のもうひとつの特徴としては、UKロックの質感は

そのままに、よりJ-Pop的なアプローチでの空気感の

演出でしょうか。

「愛の 愛の星」「SEPTEMBER RAIN」のような

瑞々しい煌びやかさに憂いをひと匙混ぜ込んだ曲や、

「そのスピードで」の冷え切った部屋に優しく灯りを燈すような

冷たさの中に不思議な暖かさを持った曲など、

着実な表現力の向上が聴いていて楽しいアルバムです。

個人的に聴いた回数でいえば1stアルバムの方が

圧倒的に多いのですが、アルバムとしての完成度は

こちらの方が洗練されているので入門編にオススメ★

 さいごに

さてさて紙面の都合上、今回はここまでですが

後半ではいよいよ

今ではすっかりお茶の間に馴染んだあの男性アーティストが

かつて在籍していたバンドや、

誰もが知っている歌姫が理想と現実の間で

苦しみ抜いて生み出したアルバム、

そして日本人で初めてOZZFESTのステージに立ち

今聴いても「10年先を行っていた」あの3人組まで、

次回も素晴らしい邦楽を紹介していきます。

 今まで聴いたことのなかったアルバムは新しい「出会い」として、

そしてご存知だった方も

「あらためて聴いてみたら、こんな側面があったなんて!」と

新しい発見をしてもらえれば幸いです☆

 それではまた次回お会いしましょう!

Bye Bye~♪

この記事を書いたライター

Fune孤高の音楽ライター
元ミュージシャン、現カメラを趣味とする音楽ライター。
音楽の可能性を日々追求中。

 - おとのいろいろ, くりえいたー系

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