mocomoco(もこもこ)┃楽しければ良いがコンセプトの情報Webマガジン

楽しければ良いがコンセプトの情報Webマガジン

お気に入りのアーティストのルーツを探してみよう【その2】

   

Pocket
LINEで送る

トップ画像 

皆さん、こんにちは☆

音楽ライターのFuneこと川舩敬典です。

前回はthe brilliant greenを中心に、「アーティストのルーツ」というものについて考えてみました。

The Beatlesに多大な敬意を払うUKロックの代表格、Oasisを中心とした「クールブリタニアムーブメント」が彼らのルーツであり、また「ルーツのルーツ」であるThe Beatlesの影響を感じさせると紹介してみましたが、今回は同じくThe Beatlesの影響が顕著なバンドを紹介したいと思います。

前回見逃した方は

お気に入りのアーティストのルーツを探してみよう【その1】

を先にお読みください♪

しかし、ホントにThe Beatlesの影響力は凄まじいですね(^-^;)

知ってはいたけど再確認 笑

今回は先日2枚のベストアルバムが発売されたばかりの

ルーツミュージックを愛していることが聴いただけでビシバシ伝わってくる

日本のロックバンド、LOVE PSYCHEDELICOを通してルーツというものについて

考えていきたいと思います。

音としての『ルーツ』

 LOVE PSYCHEDELICOといえば、音楽に詳しくない人が聴いても

「どこからが日本語でどこからが英語かわからない」「なんだか洋楽みてぇだな」と

おもわず感じる《邦楽と洋楽のボーダーレス化》に成功している数少ないバンドでしょう。

 彼らがデビューした2000年というのは福山雅治の「桜坂」や19の「果てのない道」

hitomiの「LOVE2000」といった、言わばポップスらしいポップスや、Dragon Ashを中心とするヒップホップムーブメントが猛威を振るっていた時代で、そんな中に突如として現れたヴィンテージロックさながらの彼らの音楽は、まさに異質そのものでした。

そんな彼らにとってThe Beatlesとはどんな存在なのでしょうか?

その前にThe Beatles以外の部分で「デリコサウンド」を形成しているルーツをいくつか紹介したいと思います☆

デリコサウンドルーツ3選

Joni Mitchell

 まずはKUMI(Vo.Gt.)が

「目標であり、憧れ」

と語るカナダ出身のJoni Mitchell。

なんと9回もグラミー賞を受賞している凄いアーティストなんですっ!

かなり低音を抑えているアコースティックギターサウンドが特徴で

独特の美しい音色と、ライヴ感のある生々しさ、優しいメロディが同居している

不思議なアルバム。

とりあえず1曲目の「All I Want」だけでも聴いてもらいたいですね。

サウンド面においていかにLOVE PSYCHEDELICOに大きな影響を与えているかよく分かる曲です♪

 Sheryl Crow

 これもまたKUMIがフェイヴァリットに上げているアーティストの一人、非常に多彩な歌い方の出来るアメリカのシンガーソングライター、Sheryl Crow。

日本では「Soak Up The Sun」が有名ですね。

アルバム全体を通して、いかにも「LOVE PSYCHEDELICOが好きそう」という感じの

アルバムですが、中でも4曲目の「Sweet Rosalyn」は 

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれはLOVE PSYCHEDELICOを聴いていたと思ったらいつのまにかSheryl Crowだった』
な… 何を言っているのか わからねーと思うが(以下略) 

 というくらい歌い方が似ていますwww

あのKUMIの気怠く、時に投げやりな歌い方のルーツはこんなとこにもあったんだと・・・

初めて聴いた時は驚くやら笑うやら大変でした 笑

これはマジで聴いて欲しい!

 The Rolling Stones

LOVE PSYCHEDELICOの音楽的ルーツを語る上で、The Beatles同様、はずせないのがThe Rolling Stones。

特にNAOKI(Gt.)のストーンズ好きは非常に顕著で、デビュー当初から今に至るまで全てのアルバムにストーンズの息吹を感じ取れます。

聴き比べてみるとギターフレーズの作り方なんかは、本当にストーンズ大好きなんだなぁ、という思いが伝わってきて嬉しくなりますね☆

 70年代のストーンズって凄くダンステイストが強くて、汎用性が高いと言うか、

聴く場所を選ばない良さがあります。

カフェで聴いて良し、ドライブで聴いて良し、みたいな 笑

そういった音楽的背景を知っているとLOVE PSYCHEDELICO日常のひとコマとしての音楽を目指しているのかなとか

色々想像が膨らみますね。

思想としてのルーツ

 さて、ここまでは主にサウンド面における影響について色々な音楽を紹介してきましたが、ここでようやくThe Beatlesに話は戻ってきます。

 実は意外なことにLOVE PSYCHEDELICOのサウンド面においてThe Beatlesの要素というのは他のルーツミュージックに比べると結構少なくて、

むしろ前述のThe Rolling Stonesや「Hotel California」で有名なEaglesの方がずっと音楽的影響を感じさせます。

とはいえ「Help!」やJohn Lennonの「Happy Xmas (War is Over)」をカヴァーしてるくらいなので、音楽的にも確実に通過しているでしょうし、

そもそも自分達のデビュー曲に「LADY MADDONA」なんてThe Beatlesの曲から拝借したタイトルつけちゃうくらいですからねww

本当に大好きで特別な音楽なんでしょう。

 LOVE PSYCHEDELICOの二人はデビュー当初から「愛と平和」という普遍的なテーマについて繰り返し言及していますが、

これをわかりやすい形で示していたのが、彼らにとってThe Beatlesであり、John Lennonやオノ・ヨーコだったわけです。

平和活動家としてのジョンやヨーコについては、それだけでコラム2回分くらいになりそうなので今回は割愛しますが(笑)

そのオノ・ヨーコ本人にとある対談で

「まるで若い時の私達をみているよう。」

と賛辞を送られています。

これだけでも彼らが如何に思想的に影響を受けているかわかるエピソードですね。

 この思想的なルーツとしてNAOKIは、他にもアメリカのシンガーソングライターBruce Springsteen(NAOKIが初めて買ったアルバムは彼の「Born In U.S.A.」なんだそうです)を上げていますが、その際に

「愛とか平和とかを言葉にする勇気に対してもっと敬意を示すべき。」

と言い切っています。

これはある意味ではサウンド面での影響よりも遥かにアーティストの人間性に迫れる部分なので、いちリスナーとしても非常に興味深い部分でした。

勿論、当初からその主義、思想が受け入れられていたわけでもなく鼻で笑われることも多かったのだそうですが、それでも彼らはデビューから15年間、

その根本的な部分がブレることなく活動を続けてきたわけで、そういった思想的なルーツが大きな原動力となっているからこそLOVE PSYCHEDELICO

の音楽には一貫性があるのかもしれませんね。

実際、今回発売されたベストアルバムの曲目リストを見て

「すげぇ!収録年代バラバラなのに、この順番で聴いても違和感ねぇwww」

と一人でテンション上がってましたもん 笑

最後に

 さて、今回はLOVE PSYCHEDELICOを通して「音楽的なルーツ」のほかに「思想的なルーツ」について紹介してみましたが、いかがでしたか?

ミュージシャンが音楽を続ける理由って

「自分自身を表現したい」とか「憧れのあの人みたいな音楽をやりたい」とか

「女の子にモテたい(笑)」とか、色々あると思いますが、

音楽をやってる理由がはっきりしてるミュージシャンほどサウンド面以外での面白さというものも豊富なように思います。

そういった思想の部分が後の世代の音楽を育てる種となっていくのかもしれません。

そんな意味では様々なアーティストに幅広い部分で影響を与えているThe Beatlesを聴いてみると、音楽的な部分以外でもアーティストの側面に

迫れるかもしれませんね☆

 ここまでは比較的肯定的なルーツについて紹介してきましたが、次回はそのルーツからの脱却をはかっている、あるアーティストを様々なエピソードを交えてご紹介したいと思います。

個人的にも今非常に注目しているポップスシンガーなので是非楽しみにしていて下さい♪

 それではまた次回にお会いしましょう☆Bye Bye~♪

この記事を書いたライター

Fune孤高の音楽ライター
元ミュージシャン、現カメラを趣味とする音楽ライター。
音楽の可能性を日々追求中。

 - おとのいろいろ, くりえいたー系 ,

Sponsored link

Sponsored link

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

読むラジトップ
聴くのではない読むラジオ「読むラジ」第4回【3/4】

Pocket▼読むラジ【2/4】はコチラ▼聴くのではない読むラジオ「読むラジ」第 …

LINEスタンプについて
承認まだ!?LINEスタンプ!私は初心者です!

Pocket LINEスタンプを自作して販売できるようになって早1年くらい&#8 …

読むラジトップ
聴くのではない読むラジオ「読むラジ」第3回【1/4】

Pocket 皆さん、こんにちは。音楽ライターのFuneです。世間ではあっという …

スタンプ画像
LINEクリエーターズスタンプ審査状況の報告【その①】

Pocket 土日で LINEスタンプを40個描き、腱鞘炎になったmaruco. …

読むラジトップ
聴くのではない読むラジオ「読むラジ」第4回【2/4】

Pocket▼読むラジ【1/4】はコチラ▼聴くのではない読むラジオ「読むラジ」第 …

スタンプ画像
【管理画面変わった!?】LINEスタンプ審査状況報告【その③】

Pocket GWが終わって、2つほど新しいスタンプをリクエストしたmaruco …

工作室サムネ
【工作好き必見‼︎】パタパタ飛行機を作ってみた!!(後編)2/2

Pocket ■前編はコチラ■【工作好き必見‼︎】パタパタ飛行機を作ってみた!! …

若手バンドその2
まだまだ邦楽は終わらない!これから期待の若手バンド 10 選 その 2

Pocket 皆さんこんにちは☆音楽ライターのFuneです。 今年は冷夏か?と言 …

読むラジトップ
聴くのではない読むラジオ「読むラジ」第3回【4/4】

Pocket▼「読むラジ」【4/4】はコチラ▼聴くのではない読むラジオ「読むラジ …

読むラジトップ
聴くのではない読むラジオ「読むラジ」第一回【1/3】

Pocket 皆さん、こんにちは!音楽ライターのFuneです。 本日よりついに! …