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お気に入りのアーティストのルーツを探してみよう【その1】

      2015/03/29

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皆さん、こんにちは☆

音楽ライターのFuneこと川舩敬典です。

先日、編集部でこんな話がありました。

 maruco.「Funeさんは結構色んなジャンルを幅広く聴いてますよね?

      でも、Funeさんの音楽のルーツってなんなんですか??」

Fune  「オウフwwwいわゆるストレートな質問キタコレですねwww

      おっとっとwww拙者『キタコレ』などとついネット用語がwww

           Bill Brufordの影響がですねwwwPete Sinfield の文学性がですねwww

           ドプフォwwwついマニアックな知識が出てしまいましたwww

      いや失敬失敬www

           まあ進化のメタファーとしてのRobert Frippがですねwww」

maruco.「おいバカやめろ」

Fune     「(´・ω・`) 」

 さて、そんなわけで今回はタイトルにもあるように、お気に入りのアーティストがどんな音楽を経て今の音楽性に至ったのか、というテーマです。

 皆さんお気に入りの音楽ってあると思うんですが、

その音楽がどのような経緯で誕生したか想像してみたことはありますか?

模倣なくして創造なしという言葉がありますが、

古くより芸術の分野では何かを表現したり作ったりする際に完全にゼロの状態から高度に洗練された作品を作ることは非常に難しい(というより、ほぼ不可能に近い)とされています。

つまり僕らが日々、素晴らしい音楽に感銘を受けるように、ミュージシャンにも模範となった、

言い換えるならば憧れ行動理念となった音楽が必ず存在するわけですね。

今回はそんなアーティストにとって、なくてはならなかった創作の根源ともいえる

ルーツミュージックというものを全3回にわけて

わかりやすい例で紹介していこうと思います☆

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ミュージシャン達に必要だった音楽

 「わかりやすい例で」といって、僕がまず真っ先に思いついたのは

個人的な趣味に走りますが(笑)98年にドラマの主題歌に抜擢されて以降、

現在まで様々な音楽スタイルで活動を続けるthe brilliant greenでした。

彼らのルーツは本人達も公言している通り、90年代のUKロック、つまりイギリス出身のロックバンドです。

音楽紙なんかではブリットポップなんて呼ばれ方もしたりするジャンルですね。

 ちょうど彼らがバンドを結成した90年代半ばというのは

世界的にUKロックがもっとも勢いがあった時期で「クールブリタニア」と呼ばれる時代でした。

そんなムーヴメントの中、OasisBlurというUKロックを牽引するバンドが現れますが、

the brilliant greenはサウンド面でかなりOasisの影響を受けています。

Oasisは、リアム・ギャラガー(Vo.)ノエル・ギャラガー(Gt.Vo.)という人類最強クラスのツンデレ兄弟を中心としたバンドで、イギリスではThe Beatles、Queenに次ぐ国民的な人気を誇るバンドでもあります。

世界的にも大きな知名度を誇り(あと主に壮絶な兄弟喧嘩でも有名 笑)

日本ではCMタイアップや、ファッション誌の常連でもあるので、バンドのことは知らないけど曲を耳にしたことがある人も多いでしょう。

The Beatlesを筆頭とした60年代直系の音楽でありながら、決して過去の焼き直しではない音楽性は国内外問わず非常に高い評価を得ています。

the brilliant greenへの影響としては

UKバンド特有の少し冷めたような空気感や、時に荒々しく、時に繊細で鮮やかなギタープレイなどに影響を感じさせますが、なによりどこか内省的でアンニュイなメロディに大きな類似点を見出せます。

the brilliant greenの代表曲である「There will be love there -愛のある場所-」なんかは今聴くとOasisの「Don’t Look Back In Anger」にめちゃくちゃインスパイアされてるなー!と驚かずにはいられません。

こういうUK色の強い音楽を川瀬智子(Vo.)のような少し舌足らずでキュートな女の子がアンニュイに歌っているってだけでも当時としては凄く斬新でしたからね~。

ブリットポップムーヴメント初期にもSleeperEchobellyのような女の子ボーカルのUKバンドってのはいたんですが、この辺りとテイストの違いを聴き比べてみると面白いかもしれません☆

 また、前回ちょっと紹介したThe Cardigans辺りの影響も顕著で、初期作の「MISTER MOON」という曲でスウェディッシュポップとUKロックを上手く融合させています。

もう、君らThe Cardigansの「Rise & Shine」大好きなのねwwと思わず突っ込みを入れたくなる仕上がりで、個人的にもオススメの一曲です♪

最近ではサイドプロジェクトであるTommy february6、Tommy heavenly6を経た為かThe Smashing PumpkinsやThe Jesus And Mary Chain、My Bloody Valentineなどのやや激しめでドロッとしたサウンドの影響も見え隠れしますね。

21世紀の中にある60年代

 そんなthe brilliant greenのルーツを知る上で興味深いアルバムが昨年2014年に発売されました。 

 過去作のセルフカヴァーアルバムなんですが、そのコンセプトが「60年代風」。

もっとも川瀬智子本人も「そういうコンセプトで作っていたけど、これってホントに60年代風かなぁ?笑」とインタビューでぶっちゃけていましたが(笑)

感覚的には良い意味で肩の力の抜けたアコースティックアレンジのアルバムという印象が強いです。

新曲も一曲収録されていますが、川瀬智子曰く「あくまでオマケ」

ついでに聴いてもらえればいいそうです 笑

相変わらずフリーダムっすね川瀬さんwww

60年代といえば、やっぱりThe Beatlesは無視出来ない偉大なバンドですがこのアルバムにおける「Bye Bye Mr.Mug」や「Rock’n Roll」なんかの

アレンジの影響は顕著で、「Help!」や「Get Back」を彷彿とさせるアレンジに思わずニヤリ☆

なにより、彼らのルーツであるOasisが敬愛してやまないバンドがThe Beatlesなわけでthe brilliant greenも「ルーツのルーツ」を大事にしているんだなぁ、と

あらためて実感し、嬉しくなる一枚でした♪

 「ルーツミュージックって聴いてみたいけど、どうにも古い音楽って苦手で…」

なんていう若い世代の人にもオススメです。

いかに名曲は色褪せないとは言っても、現代の音声処理に耳が慣れている人にとっては

なかなか手を出しづらい部分でもあったりすると思うので、間にこういうアルバムを挟んでみるのもいいかもしれないですね。

そのうちあの古臭さも「味」として楽しめるようになるかもしれません☆

 最後に

さて、今回はthe brilliant greenを中心にルーツミュージックについて考えてみましたが、いかがでしたでしょうか?

音楽の中にルーツを見つけると、それだけで少しアーティストを理解出来たような気分になりませんか?

ちょうど最後にThe Beatlesの話題が出たので、次回は同じくThe Beatlesをルーツに持つ日本のバンドを紹介したいと思います。

同じようなルーツから誕生した音楽がどれくらい別の物になっているのか、なんて部分にも是非注目して下さいね☆

 それではまた次回に♪Bye Bye~

この記事を書いたライター

Fune孤高の音楽ライター
元ミュージシャン、現カメラを趣味とする音楽ライター。
音楽の可能性を日々追求中。

 - おとのいろいろ, くりえいたー系 ,

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