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聴くのではない読むラジオ【読むラジ】第10回 1/2

   

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読むラジ10-1

 

Fune:

はい!皆さんこんにちは!

聴くのではない読むラジオ「読むラジ」第10回目のオンエアです。

パーソナリティのFuneです☆

 

スズキ:

前回に引き続き出演させてもらっています。

ドラム・パーカッションのスズキトモヒサです。

 

Fune

いやぁ、いよいよこの「読むラジ」も第10回目を迎えることが出来まして。

前回はまさかの海外からのお客様、

ギタリストのGoh Kurosawaさんをお招きして

初の海外ゲスト回だったわけですが、スズキさん的には

いかがだったでしょうか?

お楽しみ頂けましたか?

 

スズキ:

本当に凄く勉強になりましたね!

濃かったですよね~!前回も 笑

色々と初めて聞くようなお話も多くて、

僕、ちゃんとついていけてなかった感はありますけども 爆

 

Fune:

いえいえ!そんなことなかったですよ!笑

今回ここには乗せれない

欧米ギャルとの異文化コミュニケーションの話

とかも色々あったじゃないですかwww

勿論カットしてますけど 笑

 

一同:

(大爆笑)

 

スズキ:

確かに載せられないお話が…笑

裏対談でしたよね~(苦笑)

 

Fune:

気になる方は是非、実際にライヴハウスに足を運んで頂いて

直接ご本人の口から何があったか聞いて頂きたいですね 笑

それでは!今回もゲスト様をお呼びして

表の対談で盛り上がっていきましょう!笑

本日のゲスト、ギタリストのGoh Kurosawaさんです!

 

Goh:

今回も宜しくお願いします。

 

 

 

Fune:

今回はGohさんから思い入れのあるアーティストを

紹介して頂けるということで、

僕も非常に楽しみにしてまいりました。

それでは早速、Gohさんお願いします。

 

Goh:

Jeff Buckley「Hallelujah」という曲を紹介させてもらいます。

 

 

僕、この曲とは本当に個人的な出会いがありまして、

日本では2011年に震災がありましたよね。

その後に気仙沼とか陸前高田とか訪れたいなって

気持ちに凄くなって、実際に行ってみることにしたんです。

実際に現地に行く前日、僕がやってるSharp Threeってバンドの

ドラムがChuck van Haeckeっていうんですけど、

彼がこの曲を聴かせてくれたんですよね。

実際に現地を周ってみて目に入ってきた悲惨さが

前日に聴いていたこの曲と共鳴してしまって…。

それが僕とこの曲の出会いでした。

今では自分のライヴでも歌ったりしてるくらいです。

 

Fune:

実際にあの惨状をご覧になって、

筆舌に尽くしがたい感情を抱かれたと思いますが、

その気持ちの代弁となる音楽が

この曲だったということでしょうか?

Goh:

そうですね、あれ以来

僕もこの曲を弾いたり歌ったりするようになったんですけど、

「Hallelujah」って言葉に僕は思うところがあって

単純な意味では「神を讃えよ」って意味ですけど、

日本語で「ハレルヤ」って書けば「晴れるや」って

書けるわけじゃないですか。

僕、これは偶然と思えないんですよね。

世界の国の言葉を勉強してみると、

他の国の言葉なんだけど全く同じ意味の言葉とか

あったりするんですよ。

今はこの悲惨さがあるけれど、必ずいい日が来る、

そういう意味での「晴れるや」って言葉が

僕の中でピッタリきたんですよね。

 

Fune:

なるほど~!考えさせられるお言葉です。

確かに意味合いとしては近い部分ってあるのかもしれませんね。

Goh:

そんな思い入れもあってこの曲を選んだんですけど、

ジェフ・バックリィの説明を簡単に説明すると

彼、実は元々プログレ系のギタリストなんですよね 笑

スズキ&Fune:

(大爆笑)

 

Fune:

えー…今回もプログレの話、頂きました!笑

最近はもう出演して下さる皆さん示し合わせたかのように

プログレの話して下さって、僕としては嬉しい限りでございます 笑

Goh:

(苦笑)

もの凄くギター巧いんですよ。速弾きなんかもやれますし。

アルバムを聴いてもらえればわかると思うんですけど、

とにかくひとつのジャンルとして言い表せない、

雑食な音楽なんですよね 笑

その中でも彼の「Hallelujah」の歌い方は

本当に心をグサッって刺すようなものがあります。

Fune:

これは名曲ですよね。

日本でもクリスマスシーズンなんかに街中で流れてたりするんで、

曲は聴いたことあるって人も多いんじゃないかと思います。

Goh:

「Hallelujah」は元々はカナダのLeonard Cohenっていう

天才的な詩人が書いた曲なんですけど、

歌詞が80バリエーションくらいあるんだそうです。

その中からジェフが選んだ歌詞は

当時ほとんど歌われることがないもので、

逆に今ではこの歌詞のものが有名になりましたけど、

やっぱりジェフの影響強いんじゃないかなって思いますね。

 

 

スズキ:

いや…純粋に凄い影響力ですね、それは…汗

正直、僕は曲も知らなかったもので、

今回は色々勉強させてもらいます。

Fune:

僕もお恥ずかしながらジェフ・バックリィって

アーティストのことはGohさんに教えて頂くまで

知らなかったんですけど、

それでも曲聴いたら一発でわかったくらい

有名な曲でしたからね。

 

Goh:

「シュレック」って映画あったじゃないですか。

あれの挿入歌でも使われてましたね。

映画好きの人は聴いたことあるんじゃないですか。

 

 

Fune:

前回のノラ・ジョーンズに引き続き、

映画の話でも盛り上がれそうですね 笑

今回はGohさんにジェフ・バックリィの魅力を

余すことなく教えて頂こうと思います♪

それでは簡単ではありますがジェフの経歴について

まとめてきましたので、

こちらはスズキさん、お願いしてよろしいですか?

 

スズキ:

はい☆

 

Jeff Backley(ジェフ・バックリィ)

アメリカ合衆国の男性シンガーソングライター。

「天使の歌声」と比喩される美しい歌声と

高度なギターテクニックで実質一枚しかアルバムを

リリースしていないにもかかわらず多くの人を魅了した。

実父は同じくシンガーソングライターとして有名な

Tim Backley(ティム・バックリィ)であり、ティムの死後開かれた

1992年の追悼コンサートで歌を披露したことにより脚光を浴びる。

1994年に発表された唯一のオリジナルアルバム

「Grace」に収録されたレナード・コーエンのカヴァーである

「Hallelujah」が非常に有名。

類稀な才能を発揮し、将来を有望視されていたが

1997年、ミシシッピ川で水泳中に事故死。

享年30歳というあまりにも早い死であった。

 

Fune:

ありがとうございます♪

古今東西、偉大な作曲家は短命だと言われますが、

ジェフも既に他界されてるんですね。

 

Goh:

彼、マリファナとかヘロインとか凄いヘヴィだったんですよ。

お父さんのティム・バックレイもそれで死んじゃったんですけど、

一説にはジェフが事故死した時もハイだったみたいです。

死後、色々な人に影響を与えたと言われていますけど、

興味深いのがデヴィッド・ボウイいるじゃないですか。

彼が死ぬ時に持っていきたい10枚のアルバムに

ジェフのアルバムの名前が上がっていますね。

 

スズキ:

へぇ~!!デヴィッド・ボウイに選ばれてるのは

素直に「凄い」の一言ですね。

 

Fune:

大物と言えばLed Zeppelinジミー・ペイジとも

ジェフは交流があったそうですね。

なんでもジェフが初めて買ったアルバムが

Led ZeppelinのPhysical Graffitiだったそうです。

 

 

 

きっと憧れの存在だったんでしょうけど、

ある時二人が対面する機会があったそうなんです。

ジェフからすれば憧れの存在なわけですし、

ペイジもジェフのことを本当に凄いミュージシャンだと

高く評価してたらしいんですけど、

お互い意識し過ぎて

何喋っていいかわからなくなって

二人とも泣いちゃったという

ほのぼのエピソードがあるそうです 笑

 

一同:

(大爆笑)

 

Goh:

そんなエピソードあったんだ!?笑

 

スズキ:

可愛いなぁ 笑

 

Fune:

僕もまさかジミー・ペイジにそんなエピソードがあったなんて

思いもしなかったから大笑いしましたよ。

いやもう、俄然ジェフ・バックリィってアーティストが

気になりましたもん 笑

「ペイジを泣かせたアーティストってどんなやつなんだ?」って。

で、今回は収録前に聴き込んできたんですが、

本当に素晴らしいミュージシャンですね。

 

Goh:

凄く素直な感じがしますよね。

彼も間違いなくジャンルに囚われてない人間ですし、

曲によってはジャズに分類されてもいいような曲もあれば

ロックな曲もあるし、バラードも素晴らしい。

ギターが恐ろしく巧いのに

それをひけらかさない部分も魅力ですね。

彼、本当にギター巧いです!

 

Fune:

わかります!

ギターに詳しくない方が聴いたら

「別に普通じゃない?」って

言っちゃうんじゃないかってくらい

曲の構成要素としてのギターが

自然に成り立ってますよね。

 

それではそんなジェフ・バックリィの音楽が

Gohさんの音楽にどんな影響を与えているのか、

この後お聞きしていきたいと思います。

「Hallelujah」の秘密

Fune:

この「Hallelujah」という曲、

Gohさんはライヴでも演奏されていたり、

ご自分でカヴァーされた音源のPVなんかも

公開されてますけど、

実際にカヴァーされてみて

思う部分というのは何かあったんでしょうか?

 

Goh:

僕、この曲がきっかけで歌うようになったんです。

それまでは人前で歌うようなことは無かったんですけど、

元々はインストに編曲したいなって思っていたんですよね。

でも僕がイメージした自分のアレンジが

声を入れるべきだな、って感じて。

この曲はいい意味で人気のある曲だから

僕の音楽を好きになってくれる人も広がりました。

個人的な気持ちとしては、さっきも言いましたけど

あの時見た気仙沼を忘れたくないって部分が

ベースになっているんで、

「Hallelujah」って言葉自体が

「日本がもっと明るくなる」「晴れる」っていう気持ちを込めて

僕が歌っている理由です。

 

 

 

勿論、女の子に歌ったらメロメロになるような曲

だったりもするんですけど 笑

それこそ前回のノラ・ジョーンズ以上に 爆

 

一同:

(大爆笑)

 

スズキ:

「そういう時間の曲」ってことでいいんですかね(苦笑)

でもこの曲、タイトルから察するに

旧約聖書的な内容と言っていいんでしょうか?

 

Goh:

これがなかなか訳が難しくてですね 笑

僕も一時期もの凄い勉強したんですけど、

正直あんまりいい訳は見たことがないです。

作曲者のレナード・コーエンもユダヤ系の家系ですし

そういったアプローチもあるってことも頭に入れて

考えなくちゃいけないんで。

日本の俳句を英語に訳しきれないみたいな

イメージで考えてもらうとわかりやすいかもしれません。

英語ならではのニュアンスっていうものは

やっぱりありますね。

確かに聖書的なニュアンスってのはあるんですけど、

それよりも歌詞の内容が演奏技法を

そのまま表してる部分がとても面白くて!

「マイナーからメジャーに」って歌詞の中で言えば、

実際にコードもマイナーコードからメジャーコードに

移っていったりして、

レナード・コーエンって作曲家は、

そういう音楽と詞を合わせるようなことを

よくやってて面白いんですよね。

読むラジ10−2

 

Fune:

詞と音楽、両方にギミックを仕掛けてる感じですね。

 

Goh:

そういうのって専門的な部分になってくるから

聴いててわからない人も多いと思うんですけどね 笑

逆にそういうのが分かれば、より深く音楽を理解出来るかな?

とも思いますけど。

だけどサビの歌詞は「Hallelujah」ってシンプルに

歌ってるだけで、僕なんかは日本語で

「晴れるや」って言ってるように感じますし。

 

Fune:

なるほど!感じ方は人それぞれ、

でも色んな楽しみ方が出来る曲ですね。

ちょうど聖書の話が出ましたけど、

僕、以前から一部の洋楽って

音楽とキリスト教が密接に結びついてて、

面白い文化を形成してるなって感じているんですけど、

実際にGohさんはそういった部分を感じることはありますか?

 

Goh:

そうですねー、変な話ですけど

アメリカって普通の家が教会になることが出来るんですよ。

どういうことかというと、

一ヶ月に一度でも教会として解放していれば

税金払わなくていいんですよね 笑

 

一同:

(大爆笑)

 

Goh:

正直、お金が絡んでるところもあるんでしょうね 笑

この曲自体はそういった部分は関係ないんですけど、

歌詞も実はえっちぃ内容だったりしますし 爆

でも、やっぱりアメリカはキリスト教が凄く強い国だから

キリスト教的な精神で聴いてるリスナーも

きっといるとは思います。

 

Fune

バチカンの人とかが聴いたら

怒りそうな内容なんですね 笑

 

Goh:

確かに 笑

Funeさんが見た対訳ってそんな直接的な

表現じゃなかったでしょう?笑

 

Fune:

めちゃくちゃマイルドな表現でした 爆

日本人らしい繊細な訳だったと言いますか。

でも日本だとそういう音楽と宗教が密接に

結びつくようなことって、まずありませんから

個人的には興味深い文化背景ですね。

 

スズキ:

日本人は基本的には仏教か無宗教の人が

多いですもんね。

 

Fune:

日本でライヴの最中に神様に向かって

感謝の祈りを捧げたりとかってことは

まず無いわけじゃないですか。

僕、凄く面白いなって思ったライヴが一個あって、

U2ってバンドいますよね。

彼らの代表曲に

「Where The Streets Have No Name」って曲があるんですけど

ライヴの最中にイントロでボーカルのボノ

ずっと聖書の一節を繰り返してるってライヴがあったんですよ。

僕なんかは無宗教だし英語もわからないもんで、

ある意味それが凄くカッコよく見えちゃったりもして 爆

 

一同:

(大爆笑)

 

Fune:

それこそ敬虔なキリスト教徒の人には

怒られちゃいそうですけど(笑)僕はそういう部分も

音楽とキリスト教がクロスオーバーした文化なのかなと

思うところがありますね。

 

Goh:

わかりやすいところだとゴスペルなんかも

めちゃめちゃキリスト教ですしね。

これは宗教的な意味じゃないですけど

「何かを信じる」ってことは

人間にとって大切なことだと思うんですよね。

僕はキリスト教ではないけど

それが神様を讃えることであれば素晴らしいことですし。

ボノがライヴ中に神様に祈りを捧げてたようなことを

多分日本人もやるんでしょうけど、

表現の仕方が違うんでしょうね。

もしかしたら今後、日本でもそういうバンドって

出てくるかもしれないし。

 

Fune:

日本人も山に行ったら山の神様にお祈りしたり、

子供が産まれるとなれば

安産祈願のお守り買いに行ったりしますからね。

お腹痛い時だけ「神様なんとかして~!」とか

思ったりもしますけど(笑)そういうある意味での

レンジの広さは日本の誇るべき文化なのかな、

とも思います。

 

Goh:

本当に。そういう部分は日本の素敵なところだと思いますよ。

 

続きはコチラ▼
聴くのではない読むラジオ【読むラジ】第10回 2/2

この記事を書いたライター

Fune孤高の音楽ライター
元ミュージシャン、現カメラを趣味とする音楽ライター。
音楽の可能性を日々追求中。

 - おとのいろいろ, くりえいたー系

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