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聴くのではない読むラジオ「読むラジ」第9回【2/2】

      2015/12/21

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聴くのではない読むラジオ「読むラジ」第9回【1/2】

 

「ジャンル」のメリット、デメリット

Fune:

そう考えるとノラはそういった人種的な部分も

音楽でクリアしてるわけで、あらためて音楽が

コミュニケーションツールとして凄い文化だなって思うんですが、

彼女の音楽をジャズとして聴いてる人って、

実は少ないかなとも思うんですよ。

これはプレイヤー目線の話かもしれないですけど、

僕の中でジャズって、割と最近まで

テクニックとかアプローチを研究するための

音楽って位置づけだったんですよね。

 

Goh&スズキ:

あ~!でもわかるそれは!

 

Fune:

そもそもロックとリズムが根本的に違うから

やってて楽しい、研究して楽しいみたいな?

それこそ「テクニックで聴く」じゃないですけど。

いや、生粋のジャズ好きの人にとっちゃ

失礼極まりない意見でしょうが 笑

 

一同:

(大爆笑)

 

Fune:

ビッグバンド編成でスウィングしているジャズもあれば、

日本でも一時期流行ったフュージョンみたいなのも

ありますけど、僕の中では聴いて「ジャズ」のテイストは

認識出来ても、音楽的な奥深さみたいな部分に

なかなか面白さを見出せなかったんですよね。

なんか同じに聴こえちゃって。

例えばメタルに疎い人に正統派のIRON MAIDEN

メロディックなANGRAを聴かせても

絶対聴き分けられないじゃないですか 笑

もうまさにあんな感じでしたよ。

 

Goh&スズキ:

確かに!爆

 

Fune:

だからですかね(笑)

なんか当時は今ひとつジャズを楽しめなくて。

せいぜい、プログレ好きにも大人気のチック・コリア

アコースティックトリオ版「Spain」くらいしか

好きにならなかったんですけど、

それも結局はテクニック面で聴いてたみたいな部分が

大きかったですね。今思い返すとですけど。

 

Goh:

僕も楽しめてなかったなぁ。

単純にジャズって難しいもんだと思ってましたからね。

それが間違いだったと今なら言えるんですけど。

 

スズキ

ノラ・ジョーンズの音楽なんかは

難しい要素ほとんど無いですもんね。

 

Fune:

ですね。今でこそお気に入りのアーティストですが、

テクニカル思考真っ只中の自分だったら

今ほど熱中出来なかったかもしれないです。

 

Goh:

いや、でも僕も結構そういう部分あったんじゃないかなぁ?

僕の場合、ジャズの即興演奏に憧れた部分が大きくて、

今でものめり込めてないですからね 笑

自分をジャズプレイヤーだと思ったこともないですし。

自分のジャンルを説明するならば

アコギロックジャズが僕のジャンルかな、と

思ってるくらいですし。

 

Fune:

Gohさんの音楽は音楽詳しくなってる人ほど

説明出来ない音楽ですよね。

 

Goh:

僕も明確に言いたいんですけどね。

やっぱり色んな人に聴いてもらいたいし、

「ライヴ見ればわかる」って言い方だと、

もしかしたらファンになってくれる人とも

繋がれないかもしれないわけですし。

 

スズキ

それは僕も感じますね。

僕も割りと音楽に対して雑食な感じなので

聴く音楽も、やる音楽もジャンルとしては色々で、

やっぱり「これ」っていうような

自分の音楽をイメージできるような言葉を用意しておくってことは

大切なんだなって最近よく思います。

 

読むラジ9−3

 

Goh:

やっぱり言いたいですよね。

僕、音楽って基本的にジャンルって無いものだと思ってるんですよ。

ジャンルって音楽業界が音楽を売るために

結果的に出来たものなんじゃないのかなって思うところがあるんです。

でも逆に、ジャンルが「無い」ってことになると

音楽業界としても売りづらいんじゃないかなとも感じるんですよね。

 

Fune:

それ、本当によくわかります。

僕もライターの仕事初めて、あらためて

ジャンルって人に伝えるためには必要なんだって

痛感しましたからね。

考えとしては僕もGohさんの考えに近くて、

ジャンルに囚われずに音楽を楽しみたいって

常々思ってます。基本的には僕も雑食なので。

 

Goh:

「雑食」って言葉、いいなぁ~!

僕も「雑食ギター」とか言ってみようかな?

 

Fune:

となるとスズキさんは「雑食ドラマー」ですね 笑

 

Goh:

Funeさんは「雑食ライター」ですよ 笑

 

一同:

(大爆笑)

 

Goh:

三人揃って「雑食3」なんて言って 爆

新ユニット結成ですよ 笑

ノラのサウンドを支えるもの

Fune:

大分話が横道に反れましたが(笑)

ノラ・ジョーンズに話は戻ってきまして、

僕がジャズを音楽的に楽しめるようになった

きっかけがノラ・ジョーンズなわけですが、

先程お話したような小難しさがないというのが

やはり魅力かなと思います。

特に少ない音数で聴かせれるっていうのは

本当に音楽的だな、と思うんですが、

今度はそのサウンドの秘密について

スポットを当ててみたいと思います。

なんでもGohさんはノラのサウンドに初期から

携わっているギタリスト、

Adam Levyとお知り合いということだそうですが。

 

Goh:

性格的に超のんびりな人です 笑

まずロサンゼルスに住んでて車持ってませんから。

どこに行くにしても自転車でヘルメットかぶって行くんですよ。

この間もミーティングがあったんですけど

「アダム、自転車で来たの!?」って言ったら

「うん、たまに大変なんだけどね(´・ω・`) とか言いますからね 笑

喋り方も本当にゆったりしていて。

 

Fune:

可愛いですね 笑

アダムとはどういった形でお知り合いになったんですか?

 

Goh:

何年か前に僕がメキシコの国際ギター祭に出演した時に

彼もブッキングされていて、まず弟のKai

彼と友達になったんですよね。

それをきっかけに話をするようになって、という感じですね。

アダムはノラがデビューする前から友達だったみたいで、

初期のノラ・ジョーンズの音を作るには

最適だったんじゃないかなって思いますね。

おっしゃられたように音数は少ないんだけど、

ゆっくりとしたグルーヴがめちゃめちゃあるんですよ。

その分野では天才だと思ってます。

あんなにゆっくりな弾き方でグルーヴ感があるって

ある意味恐ろしいことですよ。

 

Fune:

確かに凄く心地良いギターを弾きますよね。

お恥ずかしい話、僕はGohさんにアダムのことを

教えて頂くまで、アダム・レヴィってギタリストのことを

存じ上げなかったので、今回事前に経歴を

調べてきたんですが、思わぬところで

僕の好きなバンドに参加されていたってのが

わかりまして 笑

 

スズキ

この流れはプログレですね?笑

 

Fune:

ご名答!爆

僕の好きなバンドでメタル系のミュージシャンばっかりが

集まってプログレやってるGordian Knotってバンドがいるんです。

それこそ元CynicSean Maloneとか元King Crimson

Trey GunnDream TheaterJohn Myung

更には変態ギタリストの最高峰、Ron Jarzombekまで

参加してるような夢の競演バンドなんですが、

今回調べてみたら、なんと1stアルバムに

アダムも参加されてたということがわかりまして。

確かにGordian Knotってプログレの中でも

独特の空気感があるバンドなんですが、

これは本当に合点がいきました!

アダムが参加してるって認識で聴くと

確かにそのテイストはバンドの中で

しっかり生かされてるな、と。

 

Goh:

聴いてみたいなぁ!これは。

 

Fune:

勿論、今回用意してまいりました!笑

ちょっと聴いてみましょう。

(再生ボタン、ポチー)

 

Gordian Knot「Unquity Road 」

 

Goh:

思いっきりプログレですね 笑

あ、でも所々アダムなんじゃないかな?って

思わせる弾き方あるかも。

優しいプログレ、って感じですね~。

 

Fune:

Pat MethenyUnquity Road のカヴァーです。

こんな音楽もやるんだ!?って逆の驚きでした 笑

 

Goh:

アダムも音楽的に幅広い人だし、こういうのを

やってても不思議じゃないですね。

彼、ノラ・ジョーンズみたいな巨匠と一緒にやってるんだけど

全然威張らないんですよ。

最近、とある人に言われたんですけど、

「本物の巨匠っていうのは威張らないからね。」って。

上の人達なら上の人達ほど良い人達だよ、って。

アダムもそういう部分はありますね。

 

読むラジ9−4

 

Fune:

音楽に人間性って凄く現れますもんね。

今回Gohさんにアダムの人となりなんかも

教えて頂きましたし、音楽的にも意外な共通点を見つけて、

ますますアダムのサウンドが好きになったので

今後はよりいっそう、アダムのサウンドに注目して

楽しんでみたいと思います。

 

最後に

 

読むラジ9−5

 

スズキ

ハイ!というわけで、第9回は

ノラ・ジョーンズについての話題を中心に

色々お話してきましたけど、

Funeさん的にオススメのアルバムなんてのは

あるんですか?

 

Fune:

今回もかなり濃い話ばっかりしてしまったんですけど(笑)

今回はいつも以上に話反れまくって

結局「Sunrise」についてはほとんど解説してない事に

今、気がつきました 笑

 

一同:

(大爆笑)

 

Fune:

ここは開き直って、あえてオススメアルバムを

紹介するとしたら

1stアルバムの「Come Away With Me」ですね。

日本でもデビュー当時話題になった一枚でして、

「Don’t Know Why」なんかは聴いたことある人も

多いんじゃないでしょうか?

冒頭で話に出ました映画「ted」の挿入歌も

このアルバムに収録されています。

本人役で出てたそうですので、

映画のおさらい的な感じで

聴いてもいいかもしれないですね。

 

Goh:

えっ!?本人役なんですか!?

 

Fune:

なんでも下ネタ飛ばしまくってるそうですよ 笑

ノラの名誉のためにも言っておきますけど、

このアルバムに下ネタ要素はありませんので!笑

どうぞ安心して聴いて下さい 爆

 

一同:

(大爆笑)

 

Fune:

勿論、音楽的にも凄く聴きやすいアルバムですし、

先程ご紹介したアダム・レヴィもこのアルバムに

参加されていますので、

その辺りにも注目して聴いて頂けたらと思います♪

 

スズキ

ありがとうございます。

……そしていつものコーナー、ですか 笑

 

Fune:

(苦笑)

「ダメ押しの熱い一言」のコーナーですね 笑

これ、毎回考えるの大変なんだよナァ…汗

 

そうですねぇ…。

今回は僕が普段思ってることも

合わせて言わせてもらいますけど、

「ノラ・ジョーンズってジャズの入り口としても最適だよ」

みたいな話を今回させてもらったんですけど、

それ以上に生活の一部を彩ってくれる

アーティストだと思っています。

寝る前とか、お仕事の休憩中とか、

僕個人の意見ではやっぱり車で朝焼けを見に行く時に

カーステレオで流してたら素敵かな?って思う音楽ですけど、

是非、自分なりの生活の色に照らし合わせて

楽しんで頂けたらと思います。

きっと自分にしか味わえない音楽を通した思い出っていうものを

作ってくれるアーティストだと思いますので。

 

Goh&スズキ

おお~っ!!

 

Goh:

素敵な感じにまとめましたね。

 

Fune:

今回はいつも以上にまじめに行かせてもらいました。

普段ならここで乾いた笑いが必ず発生するんですが 笑

 

一同:

(大爆笑)

 

Goh:

でもFuneさん、音楽本当に好きなんだなっていうのが

伝わってきますよ。

 

Fune:

ありがとうございます。

はい、それでは今回もお別れの時間が近づいてきました。

次回はGohさんのほうからオススメの一曲を紹介して頂きますので

皆様是非お楽しみに☆

それではまた次回お会いしましょう。

さようなら~♪

 

Goh&スズキ:

さようなら~★

 

Goh Kurosawaさん Offical Siteはこちら♪

http://www.composelife.com/

スズキトモヒサさん Offical Siteはこちら♪

http://soopydrums.blogspot.jp/

この記事を書いたライター

Fune孤高の音楽ライター
元ミュージシャン、現カメラを趣味とする音楽ライター。
音楽の可能性を日々追求中。

 - おとのいろいろ, くりえいたー系

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